カール・ビーマー(アメリカ)

Karl
カール・ビーマー教授は、アメリカ・ペンシルベニア州、州立ブルームスバーグ大学芸術学部で教鞭をとっておられます。

神崎紫峰


全作品、穴窯で焼成した自然釉です。

彼は現在この新しいホームページ用の原稿を執筆中ですので、到着し次第翻訳文 を掲載させていただきます。今しばらくお待ちください。なお、掲示板でご案内 の方もあろうかと思いますが,アメリカの陶芸雑誌・セラミック・マンスリー誌 の2000年11月号の表紙に彼の作品が掲載されています。後日、同社の承認を得て ここにその写真と特集の翻訳文を掲載させていただく予定です。

作家のことば

翻訳:松川 千明

私の作品は主に器である。私が作陶するのは、私にとって大切な彫刻のアイディ アを発展させる機会がそこにあるからだ。

私の生活も創作も直観によっている。あらゆるものが私の感覚に影響する。結果 的に 私はコントロールする力を持たねばならないが、同時に自然の力を喜んで受け容 れもする。水、土、風、火、その他の自然現象(重力、遠心力、時間、運動)は 間違いなく作品の出来に決定的に作用するが、そのことを理 解した上で自分自身と作品とをコントロールするのが私のやり方だ。

私の作品は伝統的な器といってよい。対称よりも非対称、きまりきった パターンよりも身振りが私の好みだ。伝統的な造形ながら、仕上げは私の選択と 自然の共同作業だ。

最終工程で作品は曲げられ、へら目をつけられ、引き伸ばされ、穴をあけ られ、いじられ、引っ張られて生命を吹き込まれる。造形が運動と性質の両面で 力強い動きを持つ。

作品の円形は物語を表している。我々は作品上を旅する。どこから出発しても、 いつも新しい刺戟的な体験をして完全な円を描き元の場所へ戻ってくる。それは 人生の旅路である。

(c) カール・ビーマー 1996 著作権所有

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